ボイスレコーダーは、会議やインタビュー、授業の録音など、さまざまな場面で活躍する便利アイテムです。最近ではAI文字起こし機能を備えたモデルも増え、録音からテキスト化までワンタッチで行えるものも登場しています。
本記事では、用途や機能性を踏まえて厳選した「おすすめボイスレコーダー10選」をご紹介します。
この記事でわかること
・自分に合ったボイスレコーダーの選び方
・各ボイスレコーダーの特徴・価格・機能の比較
文字起こしとは?

文字起こしとは、スマホやレコーダーで録音した音声やビデオの内容をテキスト形式に変換する作業のことをさします。
会議や講演、インタビューなどの音声記録の内容をテキストとして書き起こす作業などが多く、以下のようなさまざまな目的で利用されます。
AI文字起こし対応のおすすめボイスレコーダー10選
Notta

Notta(ノッタ)は、AIが音声や動画を自動で文字起こし・要約してくれるクラウド型ツールです。
会議、取材、講義、Zoom、YouTubeなど、あらゆる音声データを数秒でテキスト化してくれます。
また、新しくボイスレコーダー「NottaMemo」が発売され、録音したデータもワンタップで同期できるため、録音から文字化・共有まで完全自動化できます。
すでに世界300万人以上が導入しており、ビジネス・教育・メディア制作など幅広い分野で活用が進んでいる文字起こしツール・アプリです。
文字起こし方法 | ・録音済みの音声データ ・音声や動画ファイルのアップロード |
複数言語 | 104言語以上に対応。 2言語の同時翻訳も可能 |
AI要約・検索機能 | ChatGPT連携により、長時間の会議録も自動で要約。 テキスト内検索・キーワード抽出も可能。 |
読み取り精度 | 高い 認識率は98.86%以上の実績! |
対応端末 | PC・スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●個人向け フリー:無料 プレミアム:1,317円/月 ●チーム・企業向け ビジネス:2,508円/月 エンタープライズ:要相談 |

NottaMemoは、AIによる自動文字起こし・要約機能を搭載した最新型ボイスレコーダーです。
録音した音声をクラウド上に自動転送し、AIが即座にテキスト化。会議・講義・取材・打ち合わせなど、ビジネスから学習まで幅広く対応します。
さらに、Nottaアプリとの連携により、録音データをAIが自動で要約・整理・検索可能。録音内容を後からすぐに見返せるため、効率的な情報管理が実現します。
小型・軽量で持ち運びやすく、ワンタッチ操作で誰でも簡単に録音可能。
高感度マイクとノイズリダクション機能により、周囲の雑音を抑えながら声をクリアに記録します。
「AI × 高音質 × クラウド管理」を融合した、次世代のスマートボイスレコーダーです。

PLAUD NOTE

PLAUD NOTEは、ChatGPTを搭載したAIボイスレコーダーで、ワンタッチで高精度な録音と自動文字起こしを実現します。高音質録音が可能で、内容の要約やマインドマップ作成にも対応しており、ビジネスや教育の場で効率的に活用できるツールです。
料金は、毎月300分までは無料で文字起こしができます。必要に応じて追加のプロプランも用意されています。
開発元のNicebuild社は、これまで30万人以上のユーザーに導入実績があり、日常業務や会議、インタビューなど、多様な用途に対応する設計となっています。高精度な文字起こしと要約機能が、忙しいビジネスパーソンやライターにとって、頼れるパートナーとなるでしょう。
文字起こし方法 | ・スマートフォンアプリと連携し、ワンタップで録音から自動文字起こしまで可能 |
対応言語 | 日本語をはじめ、英語や韓国語、ドイツ語やイタリア語含む57言語に対応 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い 録音後に、AIを活用してテキスト化が可能 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ・ChatGPT-4o連携ボイスレコーダーの本体価格が27,500円(税込)で、 ブラック、シルバー、スターライトの各色から選べます。 ●無料プラン 毎月300分間の文字起こしが利用可能。 ●プロプラン 年間12,000円(月額なら1,980円)で毎月1200分の文字起こしと要約機能が可能に。 |

AutoMemo S

「AutoMemo S」は、AI文字起こし機能を搭載したスマートボイスレコーダーで、録音した音声を自動でテキスト化できる便利なツールです。ボタン一つで録音を開始し、専用アプリと連携することで、会議・インタビュー・講義などの内容を瞬時に文字データとして保存できます。
高性能マイクによるクリアな音質とノイズリダクション機能により、周囲の雑音を抑えながら人の声を正確に記録。録音後はクラウド上でAIが自動的に文字起こしを行い、アプリやPCからすぐに確認・編集できます。
料金は、文字起こし時間に応じたプラン制。無料で試用できるベーシックプランのほか、長時間録音やビジネス用途向けの有料プランも用意されています。
開発元のソースネクスト社は、音声認識技術に強みを持ち、国内ユーザーから高い評価を獲得。シンプルな操作性と高精度なAI変換機能により、学生からビジネスパーソンまで幅広く利用されています。
価格・料金プラン | 本体価格19,800円(税込)。無料プランは毎月一定時間の文字起こしが可能。月額980円〜の有料プランでは長時間録音・要約機能に対応。 |
録音精度・音質 | 高感度マイクとノイズリダクション機能を搭載。周囲の雑音を抑え、声を明瞭に録音。会議やインタビューでも高精度な記録が可能。 |
AI文字起こし精度 | クラウドAIが自動でテキスト化。日本語・英語など多言語対応で、話者識別機能にも対応。精度の高さがプロからも評価されている。 |
操作性・使いやすさ | ワンタッチで録音開始。録音データは自動的にクラウドへ転送され、アプリから簡単に文字起こし・編集・共有が可能。 |
対応端末・連携機能 | iOS/Androidアプリ・PCブラウザ対応。専用アプリ「AutoMemo」で録音管理・テキスト共有・クラウド保存ができる。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、講義、取材、議事録作成などに最適。ビジネスパーソン、学生、ライター、リモートワーカーなどにおすすめ。 |

AutoMemo R

「AutoMemo R」は、ソースネクストが開発したAI文字起こし対応ボイスレコーダーで、録音から自動テキスト化までをワンタップで完結できる高性能モデルです。スマートフォンやパソコンと連携し、会議・講義・取材・議事録作成など、幅広いシーンで活躍します。
高性能マイクを内蔵し、周囲の雑音を抑えつつ、話者の声を明瞭に録音。録音データはクラウド上に自動転送され、AIがすぐに文字起こしを実行します。内容はアプリやPCで確認・編集が可能で、手間のかかる書き起こし作業を大幅に効率化します。
さらに、Bluetooth接続・外部マイク対応・大容量ストレージなど、上位モデルならではの機能性を備えており、ビジネス現場でも十分に信頼できる1台です。
価格・料金プラン | 本体価格29,800円(税込)。無料プランで一定時間の文字起こしが可能。月額980円〜の有料プランで長時間録音やAI要約に対応。 |
録音精度・音質 | 高性能マイク+ノイズリダクション搭載でクリアな音声を実現。外部マイク入力にも対応し、講演会や対談など大規模録音にも強い。 |
AI文字起こし精度 | クラウドAIが自動でテキスト化。日本語・英語を中心に多言語対応。話者識別機能も備え、議事録作成にも最適。 |
操作性・使いやすさ | 録音ボタンを押すだけで自動クラウド送信。専用アプリ「AutoMemo」と同期し、録音・編集・共有がスムーズ。 |
対応端末・連携機能 | iOS/AndroidアプリおよびPCブラウザ対応。Bluetooth・USB接続も可能で、外部デバイスとの連携性が高い。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、インタビュー、セミナー、リモート会議の議事録作成に最適。特にビジネスパーソンやリサーチャー、記者におすすめ。 |

サイクリングレコーダー

「Cycling Recorder」は、音声と行動を同時に記録できる次世代型ボイスレコーダーです。サイクリング中の走行ログや環境音、メモ代わりの音声記録を自動で保存し、AIによる文字起こしにも対応。ライド後に走行中の気づきやアイデアを振り返ることができます。
防水・防塵設計により、屋外でも安心して使用でき、GPSと連動して「どこで何を話したか」まで記録可能。専用アプリとクラウド同期することで、スマホやPCから走行ルート・音声メモ・文字起こし結果を一括管理できます。
ライダーの安全・利便性を追求した設計で、スポーツシーンだけでなくアウトドア取材や旅ログなど、幅広い場面で活躍します。
価格・料金プラン | 本体価格24,800円(税込)。無料プランで毎月一定時間の文字起こし対応。プレミアムプラン(月額1,280円)では走行ログの自動保存・長時間録音が可能。 |
録音精度・音質 | 風切り音を抑えるウインドノイズリダクション搭載。走行中でもクリアな音声を記録でき、環境音も自然に収録可能。 |
AI文字起こし精度 | 録音データをクラウドAIが自動で文字化。日本語・英語に対応し、走行中の音声メモを高精度でテキスト化。 |
操作性・使いやすさ | ワンタップで録音開始。ハンドルバーやヘルメットへの取り付けも簡単で、音声コマンドによる操作にも対応。 |
対応端末・連携機能 | スマートフォンアプリ(iOS/Android)・PC対応。GPS連動でルート記録と音声データを自動同期。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | サイクリング・ロードバイク・ツーリング・Vlog撮影・アウトドア取材に最適。走行ログと発言を同時に残したいライダーにおすすめ。 |

VOITER SR502J

「VOITER SR502J」は、プロフェッショナル仕様のAIボイスレコーダーで、高音質録音とリアルタイム文字起こしを両立した高性能モデルです。独自のAIノイズリダクション技術を搭載し、雑音の多い会議室や屋外でも人の声を鮮明に録音。文字起こしアプリ「VOITER App」との連携により、録音後すぐにテキスト化・編集・共有が可能です。
日本語の音声認識に特化しており、ビジネス会議・講演・取材・授業など、精度が求められるシーンで高く評価されています。
さらに、デザイン性にも優れたアルミ筐体を採用し、軽量ながら高級感のある仕上がり。
AIによる要約やキーワード抽出にも対応し、録音データの整理・分析まで一貫してサポートします。
価格・料金プラン | 本体価格29,800円(税込)。専用アプリ利用で自動文字起こし対応。無料枠あり。有料プラン(月額980円〜)で長時間文字起こし・AI要約が利用可能。 |
録音精度・音質 | デュアルマイク+AIノイズリダクション搭載。周囲の環境音を自動制御し、人の声を立体的に収音。ハイレゾ録音にも対応。 |
AI文字起こし精度 | 日本語音声認識エンジンを採用し、専門用語・早口・複数話者の認識にも強い。リアルタイム文字起こしにも対応。 |
操作性・使いやすさ | タッチ操作と物理ボタンの両対応。ワンタップで録音開始、録音後はWi-FiまたはBluetoothで即転送可能。 |
対応端末・連携機能 | 専用アプリ「VOITER App」(iOS/Android)対応。クラウド保存・自動同期・AI要約・キーワード抽出機能を搭載。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、講演、取材、授業、リモート会議などに最適。音声の明瞭度と文字起こし精度を重視するビジネスユーザー・ライター・研究者におすすめ。 |

VOITER Mini

「VOITER Mini」は、手のひらサイズの超軽量AIボイスレコーダーで、日常のメモからビジネス会議まで、どこでも簡単に録音・文字起こしができるモデルです。
高性能マイクとAIノイズキャンセリング機能を搭載し、コンパクトながらもクリアな音質を実現。録音したデータは専用アプリ「VOITER App」と連携し、すぐに文字起こし・要約・共有が可能です。
デザインはスタイリッシュで携帯性抜群。胸ポケットやバッグの内ポケットに入れても邪魔にならず、インタビューや商談、学生の講義録音などにも最適です。
「軽くて、賢くて、早い」三拍子が揃ったVOITER Miniは、忙しい現代人の記録ツールとして非常に人気の高いモデルです。
価格・料金プラン | 本体価格19,800円(税込)。無料枠で一定時間の文字起こしが可能。月額980円〜の有料プランで長時間録音やAI要約に対応。 |
録音精度・音質 | 高感度マイク+AIノイズキャンセリング機能を搭載。小型ながら明瞭な音質で、会議や対話の声をしっかり収音。 |
AI文字起こし精度 | クラウドAIが自動で文字起こし。日本語・英語など多言語に対応し、話者識別・要約・キーワード抽出にも対応。 |
操作性・使いやすさ | ワンタップ録音に対応。小型・軽量ボディで携帯性抜群。録音データはスマホアプリと即同期。 |
対応端末・連携機能 | 専用アプリ「VOITER App」(iOS/Android)と連携。録音・文字起こし・共有をクラウドで一括管理可能。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、講義、取材、日常メモ、旅行ログなどに最適。持ち歩き重視の学生・営業職・ライターにおすすめ。 |

サンワダイレクト ペン型スキャナー

「サンワダイレクト ペン型スキャナー」は、紙の文字をなぞるだけでデジタル化できるスキャンツールでありながら、ボイスレコーダー機能も搭載したハイブリッド記録デバイスです。
資料や書籍をスキャンしてテキスト化できるだけでなく、音声をそのまま録音し、後からAIが文字起こしすることも可能。
つまり、「読む」「聞く」「録る」を1本でこなせる多機能ツールとして、ビジネス・学習・リサーチなど多様な場面で活躍します。
マイク感度も高く、打ち合わせや講義、取材時の音声記録にも対応。録音とスキャンを組み合わせれば、話した内容と資料の両方を同時にデータ化できるため、情報整理が格段に効率化します。
価格・料金プラン | 本体価格22,800円(税込)。追加費用なしでOCR・音声録音機能を利用可能。専用アプリは無料。 |
録音精度・音質 | 高感度マイク搭載で、会議や授業などの音声を明瞭に記録。ノイズ低減機能により、クリアな音質を実現。 |
AI文字起こし精度 | 高精度OCR+AI文字認識エンジンを搭載。スキャンしたテキストや録音データを自動でデジタル化・翻訳可能。 |
操作性・使いやすさ | ペンのように文字をなぞるだけでスキャン。ワンタップで録音開始も可能。USB・Bluetooth両対応。 |
対応端末・連携機能 | Windows/Mac/iOS/Androidに対応。専用アプリ「ScanReader」と連携し、スキャン・録音・文字起こしを統合管理。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議・取材・授業・語学学習・資料作成に最適。音声と文字の両方を記録したい学生・ビジネスパーソン・研究者におすすめ。 |

SONY ICD-UX570F

「SONY ICD-UX570F(ソニー ステレオICレコーダー)」は、クリアな録音と使いやすさを追求した定番のデジタルボイスレコーダーです。
AIクラウド型ではなく本体完結型で、高性能マイクによる自然なステレオ録音が可能。録音した音声は、PCやスマホにすぐ転送して編集・文字起こしツールで活用できます。
ソニー独自の「フォーカス/ワイドステレオ録音」モードにより、会議・講義・インタビューなど、環境に応じた最適な録音が自動で設定されます。
さらに、ノイズカットや自動音量調整などの補正機能も充実。大容量ストレージ(内蔵4GB+microSD対応)と長時間バッテリーで、長期の取材や連続録音にも安心です。
価格・料金プラン | 本体価格17,600円(税込)。追加料金なしで利用可能。PC転送・USB充電対応。 |
録音精度・音質 | ステレオマイク搭載で、音の広がりや距離感を自然に再現。ノイズカットフィルター+自動音量調整機能により、高精度な音声収録が可能。 |
AI文字起こし精度 | 本体にはAI変換機能は非搭載。ただし録音データを「Notta」「AutoMemo」などのAI文字起こしサービスに連携可能。高音質ゆえに文字起こし精度が高くなる点が強み。 |
操作性・使いやすさ | ワンタッチ録音ボタン・大画面液晶搭載。USB端子内蔵でケーブル不要の直接接続が可能。初心者にも扱いやすい設計。 |
対応端末・連携機能 | Windows/Mac対応。録音データをPC転送後、AI文字起こしツール・クラウド共有・編集ソフトで活用可能。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、講義、取材、リサーチなど幅広く対応。高音質録音を重視する学生・記者・ライター・ビジネスパーソンにおすすめ。 |

TASCAM DR-07X

「TASCAM DR-07X」は、世界中の音楽・映像制作現場で支持されるTASCAMブランドの、高音質・多用途ボイスレコーダーです。
ステレオマイクを搭載し、講演・会議・インタビューはもちろん、演奏やフィールドレコーディングにも対応。
可動式マイクにより、音源に合わせてA-B/X-Yのステレオ方式を切り替えできる点が特徴です。
録音データはWAV/MP3形式で保存可能。パソコンにUSB接続すれば、即座にデータ転送・編集もできます。
さらに、PC接続時にはUSBマイクとしても利用できるため、オンライン会議や配信の音質改善にも効果的。
“クリアな音を正確に残す”という目的に特化した、信頼性の高いボイスレコーダーです。
価格・料金プラン | 本体価格18,800円(税込)。アプリ連携・ソフト利用は無料。追加課金なしで長時間録音可能。 |
録音精度・音質 | 可動式ステレオマイク搭載(A-B/X-Y切替)。96kHz/24bitのハイレゾ録音対応で、音の立体感を忠実に再現。 |
AI文字起こし精度 | 専用アプリ「TASCAM Podcast Editor」や外部サービス連携でAI文字起こし可能。録音データをそのままテキスト化できる。 |
操作性・使いやすさ | ワンタッチ録音、シンプルな日本語メニュー、USB給電対応。単3電池×2本でも動作可能で現場利用に強い。 |
対応端末・連携機能 | PC(Windows/Mac)対応。USB接続でマイク・オーディオインターフェースとしても使用可能。 |
活用シーン・おすすめ利用者 | 会議、講演、取材、演奏録音、Vlog収録などに最適。高音質を求めるライター・ミュージシャン・YouTuberにおすすめ。 |

ボイスレコーダーの使い方は?
1. 準備
ボイスレコーダーを使う前に、電源を入れてバッテリーやメモリの残量を確認します。録音したい音声がはっきり入るように、本体を話者の近くに置き、不要な雑音が入らない位置を選びましょう。外付けマイクを使う場合は接続しておくと、よりクリアな録音が可能です。録音モード(音質や容量設定)も事前に確認しておくと安心です。
2. 録音開始
録音を始めるときは、通常「REC」ボタンを押すだけです。多くの機種は赤い録音ボタンを押すと自動で録音がスタートします。開始後は、マイクの向きを確認して、目的の音がしっかり拾えているかをチェックしましょう。念のため数秒だけ試し録りをして音量や雑音を確認しておくと、失敗を防げます。
3. 録音中の注意点
録音中は、マイクから離れすぎないように意識しましょう。机の振動、衣擦れ、紙をめくる音などの生活音は録音に入りやすいため注意が必要です。長時間録音を行う場合は、電池残量とメモリ容量も定期的に確認しておくと安心です。周囲の雑音を減らすだけで、文字起こし精度も大きく向上します。
4. 録音停止と保存
録音を終えるときは「停止」ボタンを押します。多くの機種では、停止と同時にデータが自動保存されますが、手動で保存するタイプもあります。録音が終わったら、すぐに再生して内容を確認し、音量や音質に問題がないかチェックしておきましょう。これにより、録り直しの手間を防ぐことができます。
5. データの転送
録音データは、USBケーブルやBluetoothを使ってスマホやパソコンに転送できます。転送後は、ファイル名を整理しておくと管理がスムーズです。会議やインタビューの内容を文字起こししたい場合は、専用アプリやAI文字起こしサービスを活用すると便利です。録音から共有までを効率化できます。
自分に合ったボイスレコーダーの選び方
1. 用途に合ったタイプを選ぶ
ボイスレコーダーには「会議・講義用」「取材・インタビュー用」「音楽録音用」など、目的別のタイプがあります。会議や講義では広範囲を録れる集音力重視モデル、インタビューでは持ち運びやすい小型モデル、音楽や演奏では高音質対応モデルがおすすめです。録音目的を明確にすると、最適な機種を選びやすくなります。
2. 音質(録音形式・マイク性能)を確認する
音質は録音の明瞭さを左右します。ビットレートが高いほど音がクリアになりますが、容量を多く消費します。ステレオ録音対応やノイズカット機能を持つモデルなら、雑音の多い場所でも聞き取りやすい音声を残せます。会議や取材で文字起こしを想定している場合は、音質を重視しましょう。
3. 録音時間と保存容量
録音時間は機種ごとに異なり、内蔵メモリのほかにSDカード対応かどうかもポイントです。講演や長時間会議を録音する場合は、最低でも10時間以上の録音が可能なモデルが安心です。音質設定を低くすれば録音時間を延ばせますが、聞き取りにくくなる場合もあるため、容量と音質のバランスを考えて選びましょう。
4. 操作性とサイズ感
録音ボタンの位置や、画面の見やすさも重要です。とくに取材や会議中など、すぐに録音したい場面ではワンタッチ操作が便利です。持ち運びを重視するなら軽量コンパクトなタイプ、大きな画面で操作したいなら据え置き型がおすすめです。使いやすさは、実際の使用シーンをイメージして選ぶのがコツです。
5. 文字起こし・スマホ連携機能
最近のモデルには、録音データを自動で文字起こしするAI機能や、スマホアプリと連携してクラウド保存できるタイプも増えています。会議メモや取材内容をすぐに共有したい場合は、この機能があると非常に便利です。手作業でデータを移す手間を減らし、仕事の効率化にもつながります。
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