音声や動画の文字起こしは、正確さとスピードが求められる作業です。
自分で行うには手間がかかるため、専門業者にデータを丸投げして仕上げてもらう方法が最近は注目されています。自分で文字起こしをするのに比べ、とても効率よく作業をすることができます。
この記事では、外注先の「専門業者」に注目し、文字起こしにおすすめの外注先7選と、依頼時に押さえておきたい選び方のポイントをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
・文字起こしを業者に依頼するメリット
・おすすめの文字起こし業者
・専門業者以外の文字起こし方法
・外注依頼時にどのようなことに気をつけたいか
文字起こしを外注するメリット

「文字起こしが必要だけど、専門外で内容が分からない!」
こんなときに便利なのが、文字起こしの工程を外注することです。
私が業者を頼らずに手動で文字起こしをした時は、思ったより時間がかかってしまいほかの業務に集中できず、効率が良くありませんでした。
そこで文字起こしを外注したところ、手間が大幅に減り、正確な内容が迅速に納品され驚いたのを覚えています。結果、他の業務にも集中ができ、全体的な効率も上がりました。
それぞれの外注先には特徴や強みがあり、用途や予算に応じて最適な選択肢が異なります。ビジネス会議やインタビュー、動画コンテンツの文字起こしなど、シーン別に合ったサービスを見つけることで、作業効率やクオリティの向上が期待できます。
依頼前に確認すべきポイントとあわせて、安心して任せられる外注先を厳選してご紹介します。
コエラボで精度の高い文字起こしを実現
文字起こしサービスを選ぶ際には、提供される品質や料金、対応分野を十分に確認することが重要です。もし、音声認識の精度をさらに高めるために熟練のライターによる校正が必要な場合、コエラボのサービスが役立ちます。
コエラボでは、さまざまな音声認識APIに対応し、専門的な分野にも柔軟に対応しているため、さらに詳細な情報を知りたい方は、ぜひコエラボの文字起こしサービスをご覧ください。
\コエラボのサービスをチェック /
おすすめの文字起こし業者7選!
コエラボ

コエラボは、高精度の文字起こしを提供してくれる文字起こし業者です。
800人以上のライターが在籍し、医療や裁判など各分野に精通したスタッフが対応してくれます。
最短で当日納品も可能で、急ぎの案件でも安心! また、ISO 27001認証を取得しており、セキュリティ面でも安心して依頼することができます。
コエラボのメリット・デメリット
コエラボのの特徴をメリット・デメリットにしてまとめてみました。
メリット
「コエラボ」は、1分あたり179円〜と他社と比較しても低価格で高精度の文字起こしができます。
- 文字起こし業者では、他社よりも低価格!
- 120分以内のデータなら当日・翌日納品が可能!
- ライター・校正者・社内チェックと、3人体制で原稿を仕上げるので誤字・脱字が限りなく少なく高品質!
- 素起こし・ケバ取り・整文・要約など、用途に応じた文字起こしが選択できる。
- 英語・中国語・韓国語・フランス語など多数の言語に対応しており、翻訳や字幕作成も可能。
- ISO 27001認証を取得しており、個人情報や機密データの取り扱いも安心!
- 大学や研究機関の予算での支払いに対応し、見積書・納品書・請求書の発行も可能
デメリット
- リアルタイムでの文字起こしは、依頼なのでできない
「コエラボ」は、データを送り最短当日での納品が可能ですが、アプリやクラウド上で利用できるツールとは違い、オンライン会議の内容などをリアルタイムで文字起こしすることはできません。
コエラボの料金は?
「コエラボ」は、1分あたり179円〜と他社と比較しても低価格で高精度の文字起こしができます。

コエラボに関する口コミ・評価
コエラボに関する口コミは、良い評価のものが多く、多くのユーザーに使われている印象でした。
10年以上前の評価もあり、昔から文字起こしツールとしてユーザーに支持されていることが分かりました。
インタビューの文字起こしは最近ずっと「コエラボ」さんに頼んでいるのだが,キーワードの的確な起こし具合がいつも素晴らしい.「九官鳥の嗄声」なんて,予備知識なしに音だけ聞いてよく起こせるな.
— oʞɐsɐ ɐɹnıɯ (@asarin) October 13, 2021
コエラボさん、テープ起こし早い!
— Natsuko.KK (@aquamosh_natsu) November 11, 2015
めっちゃ助かったです!
コエラボのテープ起こしの品質が意外に良かった
— きろま (@PseudoMatagi) September 28, 2016
WITH TEAM

WITH TEAMの文字起こしサービスは、業界最高水準のクオリティと迅速な納品が特徴です。
価格は1分あたり120円からとリーズナブルで、プランによってライターや校正者の人数を選ぶことができます。
ライトプランではスピーディーな納品が可能で、スタンダードプランでは厳密なチェック体制が整っています。
ISMS(ISO27001)認証を取得しているため、情報セキュリティも安心です。導入実績にはKADOKAWAや講談社、大学など、多くの企業や教育機関が名を連ねています。
さまざまな用途に対応し、議事録やインタビューの文字起こしから裁判記録まで、幅広く利用されています。
文字起こし方法 | ・マイページから、音声や動画ファイルのアップロード ・メールで仕事内容を送る際に添付して送信も可能 |
対応言語 | 日本語と英語に対応。 英語の音源や動画の文字起こしも可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い プランによって校正者が加わるため、精度がさらに向上 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●ライトプラン 価格:1分あたり120円~ 内容:ライターと最終チェック者の2名体制。スピードとコスト重視のプラン。 納期:通常1日~2日。特急対応も可能です。 ●スタンダードプラン 価格:1分あたり180円~ 内容:ライター、校正者、最終チェック者の3名体制。正確性と質の高い文字起こしが可能。 納期:通常2日~3日。特急対応も可能です。 |
東京反訳

東京反訳は、2006年に設立し、年間20万件以上の依頼実績をもつ文字起こし業者です。
独自試験に合格した約750名のリライターが在籍し、専門性の高いジャンルの文字起こしの精度に好評です。
セキュリティ対策として、インターネット非接続のセキュリティルームを完備し、プライバシーマークやISMSを取得しています。
料金は1分単位で設定され、納期に応じて柔軟なプランを提供し、英語や医療分野の文字起こし、AI学習用データ作成など、多岐にわたるサービスを展開しています。
文字起こし方法 | マイページから、音声や動画ファイルのアップロード |
対応言語 | 日本語、英語のほか、中国語・韓国語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・スペイン語など多くの言語を対応 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い 人によるチェックがあるので高品質 |
料金プラン | 簡単見積もりをすぐに出す |
専門業者以外の選択肢はどんなものがある?メリットとデメリットを紹介!
今回はデータを渡すだけでOKな「専門業者」をご紹介しましたが、世の中に文字起こしを専門にするプロのワーカーは大勢いますし、専門業者以外にもフリーランスや個人事業主、ツールの利用と、文字起こし業務の依頼先はたくさんあります。
文字起こしにおすすめの外注先は、主に3パターンあります。
それぞれのメリット・デメリットを紹介していきますね。
クラウドアウトソーシングを使うときのメリット・デメリット
経験豊富なプロから初心者まで探すことができる。
様々なスキルを持つ人材が居るため、コスト面での柔軟性がある。
人によってスキルや経験が異なるため、期待通りの品質が得られないことがある。

専門業者を使うときのメリット・デメリット
正確で高品質な文字起こしが期待できる。
プロのチームが対応するため、不明点や追加の依頼に対するサポートが整っているため、安心して利用できる。
費用が高くなることが多い。
高品質な分、クラウドアウトソーシングに比べて
アプリ・ツールを使うときのメリット・デメリット
大量の音声データでも短時間で文字起こしができる。
即座に文字化することが可能。
AIでも誤認識が発生する場合がある。
ノイズが多い音声や音質が低いデータでは、
おすすめのクラウドアウトソーシングサイト
クラウドアウト ソーシングサイト | 公式 サイト | 強い ジャンル | 登録料金 | システム 手数料 | 振込 手数料 | アプリの 有無 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() クラウディア | 公式サイト | システム開発や アンケート・口コミ回答の 案件に強い | 無料 | 報酬額に応じて 3~15% | 300円 | なし |
![]() ココナラ | 公式サイト | イラストやデザインの案件に強い | 無料 | 22% | 売上金額が 3,000円未満の場合160円 3,000円以上の場合は無料 | あり |
![]() クラウドワークス | 公式サイト | IT関連や翻訳・ライティングの 案件に強い | 無料 | 報酬額に応じて 5~20% | 楽天銀行100円 その他金融機関500円 | あり |
クラウディア

クラウディアは、システム開発やデザイン、ライティングなど、幅広い分野でクラウドソーシングを提供するプラットフォームです。
クライアント手数料が無料で、業界最低水準の料金で利用できる点が特徴です。プランにはタスク形式、コンペ形式、プロジェクト形式があり、それぞれのニーズに応じた依頼が可能です。
仮払い制度を通じて、安全な取引環境を提供し、依頼内容に応じてワーカーを募集、スキルから探す、プロフィールから探すといった選択肢が選べます。
運営会社のサポートも充実しており、法人向けには専属サポートサービスも提供されています。企業からフリーランスまで、さまざまなニーズに応える信頼性の高いプラットフォームです。
強いジャンル | アンケートや口コミの回答、システム開発に強い |
登録料金 | 無料 |
システム手数料 | 報酬額に応じて3~15% |
振込手数料 | 300円 |
アプリの有無 | 無し |
ココナラ

ココナラは、日本最大級のスキルマーケットとして「知識・スキル・経験」を取引できるクラウドソーシングサイトです。
ユーザーは、さまざまなジャンルから自分に合った専門家を見つけ、ビジネスや個人のニーズに応じてサービスを購入することができます。Coconalaでは、プランや料金設定も柔軟で、単発から月額サービスまで幅広く提供しています。特に「ココナラプロ」「ココナラテック」など、高度なスキルが求められるビジネス向けプランもあり、企業のさまざまな経営課題に対応可能です。
運営会社は株式会社ココナラで、ITフリーランスの仲介や弁護士検索サービスなども展開しています。高品質なサービスを提供し、導入実績も豊富であるため、多くの企業や個人ユーザーから信頼されています。
ココナラは、ユーザーの「自分らしさ」を支えるプラットフォームとして注目されています。
強いジャンル | イラストやデザインの案件に強い |
登録料金 | 無料 |
システム手数料 | 22% |
振込手数料 | 売上金額が3,000円未満の場合は振込手数料の160円が差し引かれます。 3,000円以上の場合は振込手数料が無料です。 |
アプリの有無 | 有り |
クラウドワークス

クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスで、全国97万社以上が利用している実績を持つ信頼のあるプラットフォームです。
登録ユーザー数が500万人を超え、幅広いスキルを持つクラウドワーカーが揃っているため、プロフェッショナルな仕事を迅速に発注することが可能です。
料金体系は柔軟で、ロゴ作成や動画編集、データ入力などの小規模案件から、サイト構築やアプリ開発などの本格的なプロジェクトまで対応しています。また、プロクラウドワーカー制度や充実したサポート機能により、安全かつ安心して利用できる環境が整っています。
クラウドワークスは、大企業や政府機関も導入しており、幅広いビジネスニーズに対応できる点が大きな強みです。
強いジャンル | IT関連や翻訳・ライティングの案件に強い |
登録料金 | 無料 |
システム手数料 | 報酬額に応じて5~20% |
振込手数料 | 楽天銀行100円(税込)、その他金融機関500円(税込) |
アプリの有無 | 有り |
おすすめのアプリ・ツール3選!
文字起こし アプリ | 公式サイト | 料金 | 無料お試し | 文字起こし時間 | 多言語での 翻訳 | カスタムで 単語登録 | 話者識別 |
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![]() Notta | 公式サイト | フリープラン 0円 プレミアムプラン 1,317 円 ビジネスプラン 2,508円 | ![]() あり! 無料のままでも 利用OK! | 1,800 分 / 月 無制限もあり | 42言語 リアルタイムでも可能 | あり | あり |
![]() AutoMemo | 公式サイト | スタンダードプラン(サブスク) 1年分一括払い15,360円 (1か月あたり 1,280円) | ![]() あり! 文字起こし:1時間/月 要約:1回/月 | 制限なし | 72言語 | 記載なし | あり 話者ごと要約OK |
Notta

Notta(ノッタ)は、高精度なAI文字起こしであり、日本語や英語を含む42言語に対応しています。
リアルタイムでの文字起こし、音声ファイルの文字起こし、Web会議の自動文字起こしと録画ができるほかにも、録音済みの音声ファイルをインポートするだけでデータ化することができます!
さらに、文字起こししたテキストの内容をAIが自動的に要約してくれるので、議事録作成はもちろん、ブレインストーミングの内容を後から整理・振り返ることも簡単にできるようになります。
編集データはtxt、docx、srt、pdfファイルとして保存できます。
文字起こし方法 | ・録音済みの音声データ ・音声や動画ファイルのアップロード |
複数言語 | 42言語対応 2言語の同時翻訳も可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い 認識率は98.86%以上の実績! |
対応端末 | PC・スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●個人向け フリー:無料 プレミアム:1,317円/月 ●チーム・企業向け ビジネス:2,508円/月 エンタープライズ:要相談 |
AutoMemo

AutoMemoは、会議録やインタビューの文字起こしに最適なAIツールです。
98.9%の精度で文字起こしを行い、自動で要約も作成できるため、作業の大幅な効率化が可能です。
ブラウザ上で完結し、データはクラウドに保存されるため、いつでも簡単にアクセスできるので作業効率も上がります。
1時間の録音であれば約20分で文字起こしが完了するのが特徴で、会議の議事録作成、インタビューの原稿作成、ボイスメモの書き起こしなど、様々なシーンで活躍します。
OneDrive、Google Drive、Dropboxとのクラウド連携も可能です。
文字起こし方法 | ・音声データや録画ファイルのアップロード ・オンライン会議ツールを利用したブラウザ上での直接録音 |
対応言語 | 1度の録音に対して1言語のみ対応 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い(98.9%の精度!) 話者ごとの要約機能もあり、後からの見直しや編集も便利 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●お試しプラン(無料) 料金: 無料 文字起こし時間: 月1時間まで 要約機能: なし ●スタンダードプラン 料金: 月額1,480円(年払いの場合、月額1,280円で合計15,360円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 ●プレミアムプラン 料金: 月額2,480円(年払いの場合、月額1,980円で合計23,760円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 企業のニーズに合わせた法人向けの大容量プランもあり |
外注依頼する際の注意点
文字起こしを外注する際に理解しておくべき注意点がいくつかあります。
トラブルになったり、納品物の質が低くなったりする可能性もあるため、しっかりと事前に準備をしたうえで、外注を依頼しましょう。
①アフターケアの取り決めをしておこう!
トラブルを防ぐためにも、アフターケアに関する取り決めは大切です。
場合によっては、誤字や聞き取れない部分の修正が必要な場面が出てくることも考えられます。そこで何も取り決めをせずに契約を結んでしまうと、納得できていない内容でも報酬を支払わなければいけなくなってしまいます。
そのため、どれくらいのミスがあったら差し戻しになるのか、差し戻した場合いつまでに修正して再提出するのかなど、アフターケアに関する取り決めは忘れずに行いましょう。
②専門用語や話者の区別についての指示を忘れずに伝えよう!
業界特有の専門用語や固有名詞、話者の区別が必要な場合は、事前にしっかりと指示を出すことが大切です。
例えば、医療や法務など特定の分野では専門用語が頻繁に出てくるため、依頼先がそれを正しく理解できているかを確認し、必要であれば用語リストや参考資料を提供することで、精度の高い文字起こしが期待できるでしょう。
③機密情報の取り扱いに関する確認をしておこう!
文字起こしデータに機密情報が含まれている場合、セキュリティ対策について事前に確認することが必要です。
どのようにデータが保護されるのか、依頼するサービスやフリーランサーがプライバシー保護の取り組みを行っているか、NDA(秘密保持契約)を結ぶことができるかなどを確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、おすすめの文字起こし業者の紹介と、安心して依頼するための注意点を解説しました。
また、クラウドアウトソーシングサイトとアプリやツールの活用方法も紹介しました。
データ量やコストに合わせて、自分に合った文字起こし方法を見つけていきましょう。