近年、起業コストを抑える手段としてバーチャルオフィスの利用が増えています。
ただし「バーチャルオフィスだと銀行口座が開設できないのでは?」という不安に思う方も多いでしょう。
結論、正しい準備と銀行選びをすれば法人口座の開設も可能です。
そこで今回は、バーチャルオフィスで登記しつつ、法人口座を開設したい方向けに、実例(成功事例・失敗事例)や対策のコツを分かりやすく解説します。
法人口座開設時に押さえておきたいチェックリストも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスとは、実際の事務所を借りずに事業用の住所を利用できるサービスです。
東京や大阪など一等地の住所を、自宅やレンタルスペース代わりに使うことができます。
利用者はその住所で法人登記ができ、郵便物の受け取りや転送サービス、電話番号の利用などを行え、起業初期のコスト削減やプライバシー保護に役立ち、IT企業やフリーランス、個人事業主に人気のサービスです。
ただし、「実際に会社が存在しないのでは?」と銀行審査で疑われやすい点がデメリットとして挙げられます。
そこで、バーチャルオフィスを利用して法人口座を開設するには、追加の工夫や対策が必要になります。
バーチャルオフィスでも法人口座開設は可能!
結論として、バーチャルオフィスを利用していても法人口座の開設は可能です。
実際にネット銀行を中心に多くの金融機関がバーチャルオフィス登記の法人でも申込みを受け入れています。
重要なのは銀行選びと事業内容の示し方です。
従来型の銀行(メガバンクや地銀)は事務所の有無や対面面談を重視する傾向が強く、審査が厳しめですが、ネット銀行はオンラインでの審査を基本とし、物理的なオフィスの有無よりも事業計画や取引実態を重視する傾向があります。

バーチャルオフィスでの法人登記は可能
まず、法律上はバーチャルオフィスで会社を設立し、法人登記することに問題はありません。
会社法上、会社を設立する際に事業所(本店)の所在地として届け出る住所に制限はなく、バーチャルオフィスの住所も有効です。
ただし、バーチャルオフィスの契約プランによっては 法人登記が不可 のものもあるため、申し込む前に確認が必要です。
たとえばGMOオフィスサポートでは、月額660円の「転送なしプラン」は登記に利用できませんが、郵便転送つきプランでは法人登記が可能です。
契約プランによっては登記不可の場合もあるため、「法人登記OK」をうたっているプランを選びましょう!

銀行審査のポイントと銀行選び
バーチャルオフィス住所での法人口座開設において最も重要なのは「どの銀行に申し込むか」と「銀行が何を重視するか」です。
以下に主な銀行タイプごとの特徴と注意点をまとめます。
銀行の種類 | 審査の特徴 | バーチャルオフィスへの対応 |
---|---|---|
ネット銀行 (例:GMOあおぞら、楽天、住信SBI、PayPay) | オンラインでの書類審査中心。 対面審査はほぼ不要。 | 柔軟に対応。 バーチャルオフィス利用者にも開設実績多数。 |
メガバンク (例:三菱UFJ、みずほ) | 対面での面談や拠点確認が多い。 設立直後は審査が厳しい。 | 原則慎重。 バーチャルオフィス利用だと落ちやすいが、提携サービス経由なら開設可能なケースもある。 |
地方銀行・信用金庫 | 地域との結びつきを重視。 営業担当者との関係構築が審査に影響。 | 地元に取引先や支店があると有利。 地方起業家は検討価値あり。 |
ネット銀行
インターネット銀行は対面不要で申し込みから口座開設までオンラインで完了できるため、バーチャルオフィス利用者にとって最も現実的です。
例えばGMOあおぞらネット銀行や楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行などは、新設法人やITベンチャーにも門戸が広く、審査要件も比較的柔軟です。
多くは口座開設に必要な書類が郵送のみで済み、審査完了も数日~1週間程度とスピーディ。オンライン申請フォームにバーチャルオフィスの住所を記入して申し込めば問題なく審査が進む場合が多いです。
メガバンク
従来型の大手銀行は支店面談や現地調査を重視するため、バーチャルオフィス利用だとハードルが高くなります。
実際、ある事例では一等地のバーチャルオフィス住所で登記したにもかかわらず、メガバンクやゆうちょ銀行から「業務実態不明」として審査落ちしたケースもありました(後述の失敗事例参照)。
ただし、バーチャルオフィス事業者と銀行が提携している場合もあります。
たとえば、バーチャルオフィス事業者が銀行開設の紹介サービスを提供していれば、通常よりスムーズに申し込めることがあります。
「レゾナンス」では複数の銀行紹介サービスがあり、みずほ銀行を含む4行(みずほ、GMOあおぞら、住信SBI、PayPay)への口座開設をサポートしています。
レゾナンス

レゾナンスは、法人登記も含めた料金が月額990円で利用できる、格安のバーチャルオフィスです。
拠点一覧
【東京都】青山店・新宿店・渋谷店・銀座店・日本橋店・浜松町店・秋葉原店・恵比寿店・(姉妹店の銀座店)
【神奈川県】横浜店
通常、入会金が5,500円かかりますが、現在はキャンペーンで入会金なしで契約ができるので、割引キャンペーンをぜひ利用してみてください。

・レゾナンスのどの店舗で契約しても渋谷のコワーキングスペースを利用できる
・法人登記利用が月額990円から可能
・郵便物の受取ができる
・口座開設がレゾナンス経由で通過できる
特徴1:口座開設がレゾナンス経由で通過できる

バーチャルオフィスでの法人化・銀行の口座開設をする場合、銀行の個別審査で引っかかってしまうこともあります。
ですが、レゾナンス経由で口座開設をすると、銀行に直接紹介をしてくれるので審査に落ちることなく必ず銀行口座を開設することができるので安心です。
特徴2:スタッフ在中で郵便物が受取できる

レゾナンスでは、スタッフが在中しているので来店して郵便物の受け取りができるので、受け取りがすぐに簡単にできます。
レゾナンスの料金
法人登記をしたい方であれば、来店がいつでもできる郵便物週1転送プラン(月額1,650円)が1番人気のプラン!
最初に郵便物月1回転送プラン(月額990円)のプランを契約している方でも、途中から郵便物週1転送プラン(月額1,650円)に変更する方も多いようです。
また、プランから変更するには差額を支払うだけで変更できるので、安心してプランを選ぶことができます。
プラン | 郵便物月1回転送プラン | 郵便物週1転送プラン | 転送電話セットコース | 電話秘書代行セットコース | ネットショップ住所貸し |
月額 | 990円 | 1,650円 | 3,850円 | 6,050円 | 550円 |
法人登記 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
郵便物 | ![]() 月末水曜発送 | ![]() 毎週水曜転送 | ![]() 毎週水曜転送 | ![]() 毎週水曜転送 | ![]() 毎週水曜転送 |
来店 | ![]() 来店不可 | ![]() 全店舗、来店可能 | ![]() 全店舗、来店可能 | ![]() 全店舗、来店可能 | ![]() |
転送電話 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
電話秘書代行 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
詳細 | 詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる |
また、法人登記が必要なく、ネットショップを運営している方であれば、ネットショップ住所貸し(月額550円)のプランが用意されているので、そちらも確認してみてください。
所在地 | 〒105-0013 運営会社:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階 |
アクセス | 運営会社:浜松町駅から徒歩3分 |
Wi-Fi | |
電源・コンセント | |
価格帯 | 月額990円(郵便物月1回転送プラン)〜 |
ドロップイン | ○ ※渋谷店のみで利用可能! |
月額契約 | ○ |
登記可能 | ○ |

地方銀行・信用金庫
地域密着型の金融機関は、本店所在地や営業拠点と密接に結びついた法人を優先する傾向があります。
バーチャルオフィス利用企業でも、その銀行の営業エリアに実際の取引先や活動実績があれば検討対象になる可能性があります。地方で事業をする場合は地元銀行への相談も一案ですが、多くの起業家はやはりネット銀行を第一選択としています。
要するに、ネット銀行から申し込むのが最も現実的でリスクが少ない戦略です。
バーチャルオフィスに登録した住所での口座開設実績も豊富で、かつ開設完了までオンラインで完結するため手間が省けます。ネット銀行への申し込みを中心に、万全の準備をしてからスタートしましょう。
実例で見る成功と失敗の分岐点
バーチャルオフィス利用者の中には、成功例も失敗例もあります。
ここでは実際のケースを参考に、どんな点が審査結果に影響したのかを見てみましょう。
【成功事例】渋谷の格安VOからネット銀行で開設!
Web制作会社(個人事業から法人成り)
事業所在地に渋谷のバーチャルオフィス(月額約880円)を契約。
起業直後に法人登記を済ませ、楽天銀行と住信SBIネット銀行の法人口座を申請した。
成功要因は?
- 申し込み時にしっかりした事業実態を示せた。
- 会社ホームページにお問い合わせフォームや事業内容の具体例、過去の制作実績などを掲載。
- 発行済みの名刺や法人印鑑を用意するなど、法人としての基本ツールを整えていた。
- 入出金予定を明確化。
- 口座開設申請フォームには、3ヶ月以内に入金予定の取引先会社名を記載した。これにより「取引の見込みがある事業である」と銀行にアピールできた。
- スピーディな対応。
- どちらの銀行も申請後1週間以内に審査回答があり、楽天銀行は郵送のみで開設完了の連絡が届いた(面談不要)。住信SBIもオンライン完結で数日以内に手続き完了した。
ポイントは?
オンライン申請が可能なネット銀行を選び、Webサイトや取引計画で実態を示したことが大きく功を奏したといえるでしょう。
結果、格安バーチャルオフィス利用でも法人口座の開設に成功しました。
【失敗事例】一等地VOでも銀行審査落ち
コンサルティング業のA社
港区の一等地にある有名バーチャルオフィスで登記し、開業準備中にあるメガバンクとゆうちょ銀行に口座開設を申請した。
失敗要因は?
- ホームページが未完成だった。
- 申請当時、会社ホームページは「準備中」のまま具体的な内容が未記載。銀行は事業内容を確認できなかった。
- 連絡先が不十分だった。
- 固定電話番号を用意しておらず、メールアドレスも個人用(Gmail)で法人メールがなかったため、銀行担当者が確認しづらかった。
- 事業計画があいまいだった。
- 申請書の事業目的や資金計画の記載が漠然としており、具体的なビジョンが伝わらなかった。
- 結果: 担当銀行から「法人としての実在性が確認できない」と判断され、メガバンク・ゆうちょともに審査落ちとなった。高級住所を登記しただけでは信用力にはつながらず、「空箱法人」と見なされてしまったのです。
ポイントは?
バーチャルオフィスの「立地」は目に見えるメリットですが、銀行審査では事業実態を示す情報が何より重要です。
立地だけでなく、Webサイトや電話環境、具体的な事業内容で企業の実在感を伝えられないと、審査で不利になるでしょう。
成功と失敗を分けた要素
以上の事例から分かるのは、バーチャルオフィス利用者が審査を通過するためには「いかに実在感を演出できるか」がカギだといえるでしょう。
具体的には以下の点がポイントになります。
- 事業実態の提示:ホームページやパンフレットで事業内容を詳しく公開し、実績やお客様情報(取引先企業名など)を具体的に示す。
- 連絡体制の整備:固定電話番号や法人メールアドレスを用意し、銀行からの連絡に対応できる体制をつくる。
- 資金・取引予定の明示:申請時に資本金の額や、売上の見込み、入出金の予定を記載する。初回取引の予定先や請求書の写しがあるとより説得力が増す。
特にネット銀行は書類審査が中心なので、ウェブサイトや計画書で事業の信頼性を伝えることができれば、バーチャルオフィスでも十分に開設可能です。
一方、対面を重視する銀行では「会社名の社名表札がない」などの要素を厳しくチェックする傾向があります。
対策のコツ!口座開設成功への準備
バーチャルオフィスで法人口座開設を目指す際には、以下のようなステップとポイントを押さえておくと安心です。
- バーチャルオフィス選び
- 必要書類の準備
- 事業内容・目的の明確化
- 資本金の準備
- Webサイトや資料で実在感を演出
- 複数の銀行に申し込む
- 審査に落ちたらどうする?
1.バーチャルオフィス選び
バーチャルオフィスサービスの中には、プランによって法人登記ができるものとできないものがあります。
必ず「法人登記可能」と明記されたプランを選択しましょう!
全国にあるバーチャルオフィス おすすめ7社!を徹底比較
サービス | 公式HP | 月額料金 (最安プラン) | 月額料金 (法人登記利用) | 初期費用 | 郵便転送 | 電話対応 | 会議室 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 公式サイト | 月額550円 | 月額990円〜 | 5,500円 ※現在、0円キャンペーン実施中 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額3,300円 | 月額3,300円〜 | 5,500円〜 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額660円 | 月額1,650円〜 | 0円 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額1,100円 | 月額1,650円〜 | 5,500円 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額660円 | 月額2,530円〜 | 5,500円 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額880円 | 月額880円〜 | 5,500円〜 | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | 公式サイト | 月額270円〜 | 月額1,430円 | 3,850円〜 | ![]() | ![]() | ![]() オプション |
レゾナンス

レゾナンスは、法人登記も含めた料金が月額990円で利用できる、格安のバーチャルオフィスです。
拠点一覧
【東京都】青山店・新宿店・渋谷店・銀座店・日本橋店・浜松町店・秋葉原店・恵比寿店・(姉妹店の銀座店)
【神奈川県】横浜店
通常、入会金が5,500円かかりますが、現在はキャンペーンで入会金なしで契約ができるので、割引キャンペーンをぜひ利用してみてください。

・レゾナンスのどの店舗で契約しても渋谷のコワーキングスペースを利用できる
・法人登記利用が月額990円から可能
・口座開設がレゾナンス経由で審査してもらえる!
口座開設がレゾナンス経由で審査してもらえる!

バーチャルオフィスでの法人化・銀行の口座開設をする場合、銀行の個別審査で引っかかってしまうこともありますが、レゾナンスが直接紹介をしてくれるため、余計な時間がかからずに銀行口座を開設することができるので安心です。
スタッフ在中で郵便物が受取できる

レゾナンスでは、スタッフが在中しているので来店して郵便物の受け取りができるので、受け取りがすぐに簡単にできます。

Karigo

Karigoは、月額3,300円〜で日本全国(北海道から沖縄)の拠点まで、法人登記の利用ができる人気のバーチャルオフィスです。
荷物の受け取りも、届いてからすぐに通知メールがくるので、安心してサービスを活用することができます。
拠点一覧
【北海道 東北】北海道・宮城
【北陸】新潟・富山
【関東】東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城
【東海】静岡・愛知
【関西】大阪・京都・兵庫・三重
【中国】広島・岡山
【四国】高知
【九州 沖縄】福岡・沖縄
料金は、全部で3プランあり、電話の対応をどこまでして欲しいのか?でプランの判断をすることができます。
店舗によって、料金が変わる場合があるので、まずは問い合わせをしておくといいでしょう。

所在地 | 〒104-0061 運営会社:東京都中央区銀座7-14-15 SKビル7F |
アクセス | 運営会社:東銀座駅から徒歩3分 |
営業時間 | 24時間 |
価格帯 | 月額3,300円〜 |
登記可能 | ○ |

GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポートは、全拠点で月額660円〜という格安のバーチャルオフィスです。
法人登記できるプランは、月額1,650円〜ですがそれでも格安プランといえるでしょう。
拠点一覧
【東京】渋谷・恵比寿・新宿・銀座・青山・三軒茶屋・目黒・秋葉原
【神奈川】横浜
【愛知】名古屋
【大阪】梅田・心斎橋
【京都】京都
【兵庫】神戸
【福岡】博多・天神
・会議室/コワーキングスペースが、格安で利用できる
・グループ銀行と連携して、スピーディーな口座開設ができる!(特典付き)
・アクセアカフェ(3時間分)が特典で無料で利用できる!
・税理士に相談が無料利用できる!
・会計ソフト・マネーフォワードの年会費が2年間無料!
会議室/コワーキングスペースが、格安で利用できる!
GMOオフィスサポートの会員限定で会議室・コワーキングスペースを格安で利用できます。「急ぎで会議に参加したい!」「出張先での作業スペースを確保したい!」といった場合にも、対応ができるので安心です。
![]() | ![]() | ![]() |
会議室 | コワーキングスペース | WEB会議用BOX |
550円/30分 | 330円/30分 | 無料 |
グループ銀行と連携して、スピーディーな口座開設ができる!

GMOオフィスサポートでは、グループ銀行である「GMOあおぞらネット銀行」での口座開設がスピーディにできる特徴があります。
特典がたくさんある!

GMOオフィスサポートの最大の魅力は、特典が非常に多く利用できることです。
アクセアカフェの3時間分無料・マネーフォワードが2年間無料の他にも、以下のような特典があります。
・名刺提供
・ドメイン・メールアドレス提供
・法人設立代行のご案内
・法人設立用印鑑セットの送料無料
・Threesの利用料金5%〜の割引適用
・固定電話番号のご案内で、Amazonギフト券1,000円プレゼント
・ドメイン・メールアドレス提供代行
所在地 | 〒150-0043 運営会社:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
アクセス | 運営会社:渋谷駅からすぐ |
営業時間 | 24時間 |
月額契約 | ○ 月額660円〜 |
登記可能 | ○ 月額1,650円〜 |

NAWABARI

NAWABARIは、東京都内の住所をレンタルすることができるバーチャルオフィスサービスを提供しています。特に、東京都の目黒区など信用度の高い都心の住所を追加料金なしで使用できる点が特徴です。郵便物の転送サービスも充実しており、毎日スタッフが荷物を受け取り、会員ページから写真で内容を確認した後、必要な荷物だけを転送することが可能です。
おすすめの人 | 使用例 |
副業をはじめる方 | ネットショップで自宅の住所を使いたくない |
個人事業主・フリーランスの方 | 名刺に自宅の住所を使わなくて済む |
新しく会社を立ち上げる方 | 法人登記や銀行口座開設に |
インフルエンサーの方 | ファンレター等を受け取る住所として |
所在地 | 〒152-0004 運営会社:東京都目黒区鷹番3-6-8 TSビル2F |
アクセス | 運営会社:学芸大駅から徒歩3分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
電話番号 | 03-6869-3206 |
登記可能 | ○ |

DMM バーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィスは、17領域60以上のサービスを展開するDMMが運営しているバーチャルオフィスです。
住所利用のプランだと、月額660円で契約できるので、ネットショッピングの運営をしているフリーランスなどは格安で利用することができます。
法人登記ありのプランでも、月額2,530円〜と業界最安値での安さで利用することができます。
拠点一覧
【北海道】札幌
【東京】渋谷・銀座
【神奈川】横浜
【愛知】名古屋
【大阪】梅田
【京都】京都
【兵庫】神戸
【福岡】天神
所在地 | 〒106-6224 運営会社:東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 |
アクセス | 運営会社:六本木一丁目駅から徒歩4分 |
営業時間 | 24時間 |
価格帯 | 660円/月〜 |
ドロップイン | × |
月額契約 | ○ 660円/月〜 |
登記可能 | ○ 2,530円/月〜 |

バーチャルオフィス1

バーチャルオフィス1は、法人登記も含めた料金が月額880円(年間で10,560円)で利用できる、格安のバーチャルオフィスです。
拠点は、渋谷店と広島店の2店舗と少なめですが、追加料金なく法人登記や個人事業の所在地として利用することができるので、フリーランスやスタートアップ企業などで取引先への信用を得るためには十分なサービスが揃っています。
拠点一覧
渋谷店
広島店
またバーチャルオフィス1では、法人登記を助けてくれる司法書士の紹介や税務会計業務を助けてくれる税理士の紹介など、独立や起業に役立つさまざまなサービスも提供してくれるのが特徴です。

所在地 | 〒150-0043 運営会社:東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B |
アクセス | 運営会社:渋谷駅から徒歩5分 |
営業時間 | 24時間 渋谷店 08:00~21:00 広島店 |

METSオフィス

METSバーチャルオフィスは、東京都心に自社ビルを持つバーチャルオフィスサービス。
月額270円から利用可能な国内最安値のプランを提供しています。
また、法人登記が可能な「ビジネスプラス」プランも月額1,430円と、起業や副業のスタートにコストを抑えることができます。
また、専用電話番号の取得や銀行口座開設のサポートもあり、ビジネスの運営をサポートしてくれるので、バーチャルオフィスを利用することで、カフェや自宅からでも効率的に作業を進めることができ、場所にとらわれない働き方が実現することも可能!
プラン | 料金 | 特徴 |
ライト | 270円/月 | 住所利用(法人登記不可)可能 |
ネットショップ | 550円/月 | 特商法、発送元伝票、返品対応用の住所記載 |
ビジネス | 1,100円/月 | 郵便・荷物の保管、通知、来店受取、転送 オプション機能あり |
ビジネスプラス | 1,430円/月 | 法人登記可能 |
所在地 | 〒160-0022 運営会社:東京都新宿区新宿1-36-2 |
アクセス | 運営会社:新宿御苑駅から徒歩4分 |
営業時間 | 24時間 |
価格帯 | 270円/月〜 |
月額契約 | ○ 270円/月〜(ライトプラン) |
登記可能 | ○ 1,430円/月(ビジネスプラス) |

2.必要書類の準備
口座開設に必要な書類を漏れなく揃えることが大前提です。
一般的には以下の書類が求められます。
- 法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 法人印鑑証明書
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 事業実績を示す書類(取引先との契約書や請求書、見積書など)
- バーチャルオフィス利用契約書(住所利用の事実を証明するため)
これらの書類に不備があると審査でマイナス評価となることもあるので、登記簿の住所、契約書上の代表者氏名など、書類同士で齟齬がないかよく確認し、間違いがないように提出しましょう。
3.事業内容・目的の明確化
- 銀行は「この会社は何をしているのか」「今後どのように収益を得るのか」を重視します。
申込フォームや事業計画書の事業内容欄には、商品・サービスの説明だけでなく、市場での独自性や想定顧客層、今後の展望まで具体的に盛り込むと効果的です。
事業目的は5~10項目に絞ってわかりやすく記載しましょう。 - メガバンクや信用金庫では事業計画書の提出を求められることもあるため、あらかじめ骨子を用意しておくと安心です。
銀行担当者には、きちんとした準備をしていることが伝わるようにしましょう。
4.資本金の準備
資本金額は法律上は1円から設立可能ですが、審査上は100万円以上を用意しておくのが理想といえます。
資本金が極端に少ないと「事業への本気度が低いのでは」と疑われ、審査を厳しく見られることがあります。
事業規模に合った適切な額で資本金を設定し、口座開設時にその旨をしっかり説明できるようにしましょう。
5.Webサイトや資料で実在感を演出
ネット銀行の審査はWebサイトの内容も参考にされます。
ホームページ上で会社概要や所在地、代表者紹介を充実させ、実際にWeb上で稼働している会社であることを示しましょう。また、過去の取引先企業名や事例を掲載すると、実態がイメージしやすくなります。
ただし、無料ブログのテンプレートだけでなく、トップページ以外の固定コンテンツを整備し、本格的なサイトにすることが重要です。必要に応じて外部に制作を依頼し、コンテンツを充実させましょう。
6.複数の銀行に申し込む
銀行ごとに審査基準が異なるため、仮に1行で落ちても別の銀行で通る可能性があります。
申込から結果が出るまでに1~2週間かかるケースもあるため、複数行へ同時並行で申し込むことをおすすめします。できればネット銀行から2~3行選び、余裕を持って申請を進めましょう。複数の口座を持つことは資金管理上もメリットが多いため、積極的に検討してください。
7.審査に落ちたらどうする?
もし複数行に申し込んで全て結果が来た後でも審査に通らなかった場合は、一度焦らずに今は個人名義の口座で事業を運営し、半年~1年ほど実績を積んでから再申請する方法もあります。
法人としての取引実績や売上ができると、改めて法人名義での口座申請をする際に審査通過の確率が高まります。
おすすめのバーチャルオフィスサービス
バーチャルオフィス選びも成功の鍵です。
コストだけで選ぶとサービスの質が低く、結果的に銀行審査で不利になるケースがあります。
バーチャルオフィス選びで悩んでいる方は、信頼性の高く銀行口座開設支援に実績があるレゾナンスとGMOオフィスサポートがおすすめです!
もちろん他にも良質なバーチャルオフィスはありますが、口座開設をスムーズに進めたいなら、このようなサポート体制が整った業者を検討しましょう。
法人口座開設前のチェックリスト
最後に、法人口座開設の手続きを進める前に確認しておきたい項目をまとめたチェックリストを示します。
以下のポイントを満たすかどうか確認し、準備に漏れがないか検証してみてください。
- 法人登記書類の準備
登記事項証明書(履歴事項全部証明書)および印鑑証明書を取得済みか。登記された会社名、代表者名、住所に誤りがないか確認する。 - 代表者の本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなど、公的証明書のコピーを用意したか。 - 事業実態を示す書類
既存の取引先との契約書や請求書、見積書など、実際に活動している証拠になる書類を揃えているか。 - 会社ホームページの有無
事業内容を説明するホームページやSNSページを用意したか。運営状況が分かる更新情報(ブログ記事や実績など)もあると好印象。 - 事業計画・資金計画
法人設立後の事業目的と収支計画を整理し、簡単な計画書にまとめておく。資本金は100万円以上が望ましい。 - 連絡先の整備
固定電話番号や法人用のメールアドレスを取得し、銀行から連絡が来た場合にスムーズに対応できる体制を整えたか。 - 複数銀行への申込準備
ネット銀行を中心に口座開設先候補を複数ピックアップし、各銀行の公式サイトから必要書類と要件を確認したか。
これらを事前にチェックしておくことで、申し込み後に追加資料を求められる事態を防ぎ、審査通過の可能性を高めることができます。
まとめ
バーチャルオフィスでの登記と法人口座の開設は、一筋縄ではいかない部分もありますが、不可能ではありません。
ポイントは「ネット銀行を中心に申し込む」ことと、「事業の実態をしっかり示す」ことです。信頼できるバーチャルオフィスを選び、会社ホームページや事業計画で会社の存在感を強くアピールしましょう。
さらに、複数の銀行へ同時に申し込みを行い、必要書類や資本金などの条件をクリアにしておけば、審査通過の確率はぐっと高まります。
特にレゾナンスやGMOオフィスサポートのような、銀行口座開設支援に強いサービスを利用すれば、煩雑な手続きを軽減でき安心です。まずは当記事のチェックリストをもとに準備を進め、計画的に審査対策を講じてみましょう!
バーチャルオフィスと適切な銀行選びで、法人設立と口座開設をスムーズにクリアし、事業の第一歩を踏み出してください。